2010-03-15 第174回国会 参議院 予算委員会 第12号
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、本年一月二十日に韓国政府機関である国家人権委員会は、韓国国内の脱北者による聞き取り調査の結果、北朝鮮内には計六か所の政治犯収容所があり、約二十万人の政治犯が拷問や強制労働、殴打など深刻な人権被害に遭っているという事実が確認された旨の調査結果を発表いたしました。
○国務大臣(岡田克也君) 委員御指摘のように、本年一月二十日に韓国政府機関である国家人権委員会は、韓国国内の脱北者による聞き取り調査の結果、北朝鮮内には計六か所の政治犯収容所があり、約二十万人の政治犯が拷問や強制労働、殴打など深刻な人権被害に遭っているという事実が確認された旨の調査結果を発表いたしました。
○久保亘君 この問題につきましては、事件が起きました直後における政府の立場というのは、韓国大使館の一等書記官金東雲がこの事件に直接関与しているという証拠をつかんだので警視庁に任意出頭させてほしいという申し入れがあり、当時の二階堂官房長官は記者会見において、捜査事実に基づいて今度の事件に韓国政府機関が関与しているという事実を確認せざるを得ない、筋を通して真相を究明するのがこの事件に対応する政府の基本方針
現在、いかがでしょうか、韓国政府機関が日本国内における在日韓国人の言動について捜査をしたい、調査をしたいと考えたときに、それは外務省、入管、警察庁に正規の文書をもって、かくかくの韓国人についての調査を要望するというオーソドックスな措置が行われているかどうか。
間違いの第一歩は、金大中氏が日本滞在中、韓国政府機関の者に誘拐されたことにあります。このことで日本政府も重大な責任があるはずです。 犯人が身のしろ金要求を目的とする単独凶悪犯と違い、韓国政府筋の計画的犯罪行為であったということは、明らかに主権の侵害で許しがたいものがあります。いかに政治的立場が違っても、このような手段と方法をおくめんもなく行使して恥じないのは近代国家に例を見ないことであります。
また、万一韓国政府機関が関与しているということであれば、これは大問題であるから、韓国政府へ照会してほしいということを伝えたわけでございます。これが事件後の最初の動作だと思います。 翌九日になりまして、李大使から本国へ照会した結果であるとして、韓国政府機関の関与の事実はないという回答があったわけでございます。
それで、いま言ったように、ただいまの報告はどうもKCIAなど韓国政府機関と思われる職員の日本における不当な活動を隠そうとする疑いがあり過ぎる。もう全部隠そうとするのです。だから、ここのところの立場で言うならば、まず、とにかくそういうことをやれるというのは、このお二人の非違行為は、一つは入管局の綱紀がゆがんでいる。
これはそういう韓国からわが国に石油が輸入されることがないという見通しだからあり得ぬとおっしゃるのですが、しかしこれは法律の規定をそのままに解釈するなら、将来ただの少しでも輸入されるんだという見込みが立ったときには、これは韓国政府機関、並びに準ずる法人というのは対象になるわけでしょう。そうですね。そこが私は問題だと言うのです。
とこうなっておるのでありますが、この場合の「外国の政府機関(これに準ずる法人)」というふうに言われておる場合に、韓国政府機関、さらに韓国政府機関に準ずる法人も含まれておるのかどうか、その点はいかがですか。
事件当時の九月五日、二階堂官房長官は、韓国政府機関が関与している事実を確認せざるを得ないと記者会見で述べ、田中伊三次法務大臣も、九月十三日の参議院法務委員会で、国家の公権力の指示を受けなければ起こり得ない犯罪だと答弁しているのであります。主権侵害に関する政府の見解はその後変わったのかどうか、はっきり答えていただきたい。
が、記者会見で、捜査事実に基づいて今後の事件に韓国政府機関が関与しているという事実を確認せざるを得ないとまで述べているのであります。また、九月の新聞は、六人の犯人について名前まで大体割り出したということを一斉に報道しているのであります。ところが、四年たって可能性ばっかりでまだ何にもわからぬ。結論は出ていない。公権力の犯罪であることもうやむやである。
事件当時、九月五日、二階堂官房長官は、記者会見で、捜査事実に基づいて今度の事件に韓国政府機関が関与しているという事実を確認せざるを得ないと、政府の官房長官が九月五日にはこう記者会見で述べている。四年たつと何が何だかわからなくなる、こういう政府の後退ですね。これはまことに心外であります。
このことは韓国政府機関によって行われたということを明らかにしたわけですけれども、こういった事実は疑いの余地もなく主権の侵害である。また政府は、これを重大な主権侵害として徹底的にこの事実を究明しなければならない。しかしながら、何となくなまぬるい態度に終始しているのがどうも私は納得がいかないわけですけれども、金炯旭証言が行われてから政府は真相究明にどのような行動を行ったのか。
これを裏付けるように、金書記官のほかにも、数人の韓国政府機関員が捜査線上に浮かんでおり、」云々という記事が出ております。これは捜査当局がそういうふうな見解を持っているんだという記事であります。
韓国政府機関が責任を負うべき問題である。言いのがれは許さないんだ、こういうふうに私はいまも考えるに至っております。 金東雲の指紋が発見されたという公式発表がありました瞬間以後は、いま申しておりますとおりに、二つに分けて考えておるのでございます。
第三に、今回の事件は、金大中事件に韓国政府機関でありKCIAの有力メンバーである金東雲一等書記官が犯行に加わっていた事実は、ますます明白になり、わが国に対する主権侵害行為であることは、もはや疑う余地もありません。政府は、直ちに断固たる外交処置をとることを強く要求するものであります。
法体系として見れば、はっきり韓国大使館、公使官の要員のやった行動、これは韓国政府機関の職務行為としてやったものであるということが、はっきりとこれで確認できると思うんです。この点を十分に考えていただきたいと思う。この立場に立って問題を処理していただきたいと思う。これは金大中の問題もそうです。今度の表さんの問題もそうです。その点を特に強く要望しまして、私の質問を終わりたいと思います。
つまり韓国政府機関、KCIAがこの事件に関与をしているという結論が出てしまえば、その責任者である人が責任をとらざるを得ない状況になってくる。こういう点が非常に鋭く関連をしてきていて解決が長引いているのじゃないか、またそうだとすれば、われわれとしては非常に残念なことだと思うわけであります。
しかし、そうだとすれば、今後、日本の警察当局が、御承知のとおり、いろいろこれから証拠を固めていかなきゃならぬという、これは大きなまた警察当局にも責任が出てきたわけですが、しかし、これまで国会の論戦を通じていろいろ各委員会でのあれを聞いておりますと、金東雲以外の韓国政府機関員が参加しているかどうか、捜査の機密のことであり、言えない、あるいは金東雲以外の者に任意出頭あるいは逮捕状を請求するだけの証拠をつかんでないというようなことで
さらに、警視庁特捜本部の捜査結果により、韓国大使館の金東雲一等書記官をはじめ数人の韓国政府機関員が介入していることが、ほぼ明らかであります。しかるに、政府は、これまで「国家の主権が侵害されたとは言えない」との答弁を何回も繰り返しているのであります。それでは、政府は日本警察の捜査結果は信用できないとおっしゃるのですか。
犯行の容疑者の一人と目され、また韓国政府機関の関係者として、韓国と公権力の関係が論議を呼んでいるのでありますが、事件の解決のポイントは、何よりもまず容疑者や被害者を来日させることであります。
問題は、韓国政府機関の犯行という、この客観的な事実を日本政府が認めるかどうかの問題であります。 田中法務大臣は、八月二十三日の参議院法務委員会などで、上下を問わず、国家機関がやったということになれば主権侵害であると、明確に答弁しておられます。この考えは当然のことであり、いまも変更はないと思いますが、ここで内外に再び明確にすることを求めます。
韓国政府機関は高姿勢に、事件に関係なしとそらぞらしい声明を繰り返すのみで、事件の究明を行なっておりません。依然として金大中氏の来日を拒否し、被疑者の名のもとに監禁を続け、数度にわたる原状回復と捜査協力の正当な要求を断わり通しているのであります。少なくとも、今日までの朴政権の態度は一片の誠意もなく、全く一方的に国際法、国際慣習を無視して、日本の主権を犯しているのであります。
次に、当面するこの状況の中で、先ほどから大臣からもお答えいただいたことですけれども、韓国政府機関の人間がこの事件に関与をしていたというこの状況の中で、政治的な問題として伺いたいのは、まず第一に、この九月半ばから開かれます国連総会の問題であります。
韓国政府機関が携わっている、介入しているということであっても、それを政治的に適当に処理をすることは、私は許されぬと思う。金大中氏を政治的に持ってくる、その条件がいろいろ出てくると思うのですけれども、そういういいかげんな解決であっては、国内世論は納得しないし、私どもは納得できない。